小劇場におけるファンサービスのはなし

こんにちは。

前回のエントリにスターなどありがとうございました。

まだあまりはてなブログの仕組みがわかっていません。複雑で難しいですね。

 

さて、今回は推しのこと。

というよりは小劇場〜中劇場に立つ舞台役者さんや界隈について、消費する立場として思うことを書いていこうかなと。

 

小劇場・中劇場とは

ちなみに前提として、私の考える劇場の括りは以下の通りです。 

小劇場:200席未満

中劇場:200席〜500席程度まで

 

Wiki先生によると、小劇場の定義は300席以下とされているようですが、自分の体感として客席が100と300では劇場で座った際の見え方をはじめ、予約にまつわる様々なシステムも違ってくるように感じるので、ざっくり200席を区切りにしています。

 

中劇場の上限も難しいところですが、オペラグラスが不要な劇場が範疇内かなと。

もちろん人によるとは思いますが、後方席でも基本的には肉眼で観劇出来るような箱のことを想定しています。

例えば、全労済ホール/スペースゼロ(客席584)だとか、紀伊國屋ホール(客席418)だとか、シアターサンモール(客席294)だとかはこの括りなのかなと。

こう見るとスペゼロのキャパが大きく感じますが、実際に舞台を上演する際にはもう少し席数は減らされていることが多いですよね。

 

私の推しはこれらの劇場を主戦場にしています。

2.5系の舞台を中心に活躍されている役者さんでも、ストレートの舞台に出演される際はこれくらいの規模の劇場に立つという方はいらっしゃるのではないでしょうか。

逆に私の推しがそれなりに大きな舞台だったり、原作物などに出演する際はもう少し大きい劇場に立つこともあります。いわゆる2.5系の舞台においても、若手俳優さんだけで成り立っている舞台もありますが、少し年齢が上のキャストや女性キャストもキャラクターとして必要となる舞台もありますよね。

そういうポジションとして出演することもある、というのが私の推しの立ち位置です。

 

年齢が若ければ今で言う若手俳優さんのポジションだったのだろうかと考えもしますが、難しいところですね。

キャリアを重ねたからこその今の立ち位置な訳で、単純に年齢が時代にあっていればそのポジションに居られるほど優しい世界ではないだろうことぐらいは、盲目ファンの私にも分かるのです。

 

小劇場・中劇場におけるファンサービス

テレビや映画などの映像出演で多くの人に名を知られている役者さん、2.5系を代表とする版権物への出演で沢山のファンを獲得されている役者さん。

仕事である以上、どの立場がより大変だなんてことはなく、その立場ならではの苦労だったり重圧だったりは、優劣や良し悪しで比較できるものではないと思いますが、違いが生じてくる部分はあるなと言うことを私なりに感じています。

 

活躍の場として立つ劇場の規模が違えど、役者としての仕事の本分は変わらない訳ですが、違いが出てくるのはファンとの距離感やファンサービスにまつわる在り方、SNSの使用を含めたシステム面なのかなと思います。より正確にはそれらに対する比重の割合でしょうか。

小劇場界隈はファンサービスに対する労働としての比重が大きいなと常々思っていて、自分はそれを甘受している立場でもある訳ですが、負担を心苦しく思ったりもやもやを感じたりすることもあります。

 

具体的にどういうことなの、というのは続編で。

なるべく早く次回更新したいと思います。